2021年03月15日

奄美大島のカエル、マングースから逃げるため急速進化か

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ケロちゃん。

奄美大島に生息するカエルが、外来種から逃れるため急速に進化した可能性があるそうです。
これは東京農工大学の研究チームが明らかにしたもの。
今回調査したのは奄美大島、徳之島の固有種であるアマミハナサキガエル。
このカエルは絶滅危惧種2類に指定されている希少種になります。
調査では、外来種であるマングースが多く生息していた地域と、そうでない地域で捕獲したカエルのジャンプ力を比較。
その結果、マングースが多い地域のカエルはすねの長さが2.8〜3.4mmも長く、ジャンプの回数も多かったそうです。
研究チームではマングースから逃れるための能力が急速に発達したと考察。
奄美大島ではマングースはすでに根絶されたとみられていますが、変化した性質はすぐに戻らず、外来種問題の根深さが浮き彫りになったとかならないとか。
外来種がいなくなった後もこういった形で影響が残るというのは思ってもみませんでした。
生存能力が強くなったからいいという話でもないですし、色々と考えさせられますね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2005e2ee6efea4f70155465f77677916da8f123
posted by 架空の姉 at 00:00| Comment(3) | 日記
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